御朱走松島の鈴木です。一昨日、お世話になっているツアー会社さんに声をかけていただきいただき、御朱走の活動についてヒアリングを受けたんです。御朱走のきっかけやこれまでの活動や思いなどを沢山お話しさせてもらいました。話すことで自分の本心に気づくことも沢山あってとても有意義な時間でした。
私の活動の源は約400年前に大坂夏の陣で敗戦し、千葉県長南町から部下36名と寒風沢にやってきた先祖の長南和泉守(いずみのかみ)さんの存在です。和泉守さんを表現したら ★陰と陽のバランスが綺麗に描かれた人 ★負け方が上手な人 ★粘り強い人 ・・・こんな感じのイメージを持っています。私の勝手な想像ですが瑞巌寺の雲居国師には本音を語ることがあったのではないかと考える時があります。
国師は大坂の陣の際、友人に甲冑を届けに行き、徳川方に捕らわれたそうです。のちに解放されましたが、2人とも大坂の陣のエピソードはいろいろありそうですし、話が弾んだのではないだろうか・・・これも私の妄想です(;^_^A
平安時代から約500年続いた武士の長南一族。1600年あたまに寒風沢で刀を下ろし、伊達家の庇護のもと廻船問屋として財を成していきます。
それから260年後・・・和泉守さん次男直系・十一代目清八郎さんは浦役人になり、戊辰戦争時、旧幕府軍の榎本さんや土方さんのお世話をしています。時代は明治へ。建設中だった寒風沢の彦和田港が新政府の方針でいらなくなり、清八郎さんは建設費用の借金を抱えてしまいます。ここからいっきに一族の転落が始まりました。清八郎さんは25年にわたって借金を全額返済し、向こうの世界に旅立ちました。
十一代目・清八郎さんは私の高祖父・勇吉さんの兄なのです。次男直系の菩提寺は先祖代々宮戸観音寺さんだったそうです。
御朱走で松島湾を歩いていると先祖の軌跡を辿っているように感じることがあります。
先祖たちの頑張りがあったからこそ今ここに存在していると感じられます。
画像は十一代目・清八郎さんの自宅があった寒風沢の湊地区、明治新政府になり塩竃市に土地が渡り小学校になりました。
寒風澤を歩いていると涙が出てくる時があります。大好きなところです。
画像は郷土研究史・長南氏の研究より抜粋
十一代目・清八郎さんと十二代目の娘のアイさんがエネルギーの源です。
御朱走松島ウォーキングツアー
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